5月例会報告 広沢母校~日本一の心温かい自動車学校を目指して~
5月度例会
2015年4月20日 更新
2015年5月29日
講師:株式会社広沢自動車学校 代表取締役 祖川康子氏
昭和37年創業。今年で53期になられる株式会社広沢自動車学校。平成16年に実父より経営交代をし、平成26年には、経済産業省「おもてなし企業選」として全国から22企業の中に選出された。激戦の中、価格競争に陥ることなく、顧客のニーズに合致したサービスを提供し、顧客のみならず社員、地域・社会から愛される経営を実現されている。人口減少が続く中、徳島市内の競合他社中「普通自動車通学入学者数1位」の成績を築きあげられている。
経営者としては11年目です、と語り始められる祖川康子社長。専業主婦から経営交代をされてほんの数年で「経営理念」を社内一丸となり共有し劇的に企業体質を一新。承継時は経営悪化、入学者現象、競合の台頭の中何から手をつけていいのかわからなかった。まずは組織化、成果主義、営業活動の拡大を集中的に取り組んだが、成果主義を取り入れた結果氏が思い描く理想とはかけ離れた結果になりつつあった。平成19年、方向転換。平成20年から経営者・管理職社員と共に日創研の社員研修、幹部研修へ積極的に参加を始める。この研修が現在の「広沢母校」「日本一暖かい自動車学校」の礎となった。「お金を追う経営」から「心の経営」へ。「物を売る」から「心を伝える」への大転換だった。
広沢自動車学校は、企業体質を一新し「感動と喜びの経営理念」・日本一暖かい自動車学校を目指し「広沢母校」を生み出されていきました。
経営理念・経営計画の共有は、企業も人も変革と成果を生み出す大事な柱であることを教えていただきました。
㈱ロカヒ 土谷典子