広島 3月例会報告 『ワクワクする環境は社員がつくる』

3月度例会

2015年3月12日(木) 発表者

株式会社かわの 会長 川野 悦生 氏

まずは、会社の内容を知っていただくためにビデオの放映からはじまった。

自己紹介、川野氏の生い立ちとプロフィールを紹介いただいた。

生まれは広島、大学は大阪、そしてアメリカへの留学、劣等感を感じていた学生時代だったが

帰国後、就職先の輸入車販売ではめきめきと営業成績があがり頭角を現す。

しかしその営業センスも親に乞われて戻った実家の家業の布団販売ではまったく歯が立たない。

布団販売に活路を見出したのは高級布団を購入するタイミングが結婚であることに気付き、

結婚するカップルを先に探すことが要であると考え、結婚前のカップルに出会えるように活動する。

しかし、布団の購入は大体が結婚資金の最後の用途であり、なかなか予算を回してくれない。

そこでブライダルアドバイザーと名刺に記入、結婚式についての相談を受けるようになったが、

ブライダルのアドバイスばかりがビジネスと思われ、布団や家具はあまり売れなかった。

きっかけは再婚のカップルからのありきたりの結婚式ではないオリジナルの結婚式の要望を受け、

自主企画、主催した。大好評だった。

参加者から、同じように結婚式を挙げたいと要望があり、結婚式のビジネスに目覚めた。

ここが“マリーエイド”のスタートだったようだ。このビジネスをご両親に相談、結婚式のビジネスにすることに。

よりオリジナル色の強い、そして主賓だけではなく参加される来賓の方にも認められるウェディングを企画したいとの思いから

元宇品にルメルシェをオープン。さらに、この業界の中でどう戦っていくのか、

川野氏は“ウェディング業界は変わってない”というところに活路を見出す。

“パッケージ化されたイベント”からお客様、来賓客のニーズを汲み取ったオリジナルウェディングプランを推し進めていく。

全ては「本気で関わり、本音で仕事をする」からだ。まず、仲間意識を大切にする。

「関わりが大切、うそはだめ」「自分自身がここに入社したいかどうかを問う」「ぶれの無い方針」川野氏の口から

次々とワクワクイキイキ仕事術のキーワードが飛び出す。

社内の風土作りを伺い、あらゆるソースを教えていただいた。

本当に元気で、本音で熱演を披露していただき、ワクワクしながら拝聴したのは私だけではないはずだ。

講演終了時には、マリーエイド社員から花束とお礼の言葉、本当に幸せそうな川野氏の笑顔をみて、

「このような会社にしなければ」と誓った会員がほとんどだったと思う。

熱演いただいた、川野会長、マリーエイドスタッフの皆様に感謝したい。
広報委員 汐崎英治(㈲レイステック)

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